意外と知らない食パンのあれこれ

パンの耳って正しい呼び方なの??

 パンにも専門用語があります。世間一般で「パンの耳」と呼んでいる部分は「クラスト」中身のふわふわとした部分は「クラム」と呼ばれています。

四角い食パンと山型の食パンって何が違うの?

 食パンはその形から大きくふたつに分類することができます。
 ひとつは昔からよく見かけられた角食(角型食パン)と呼ばれるもの、もうひとつは山食(山型食パン)と呼ばれるものです。

角型食パン

 目が詰まって、生地はもっちりしっとり食感。
  角形の食パンは型に入れてから蓋して焼き上げるため水分が逃げることができまないため、生地の密度が高く、水分も多く含んでいるので、もっちり、しっとりした食感となります。
  形がこのように変わってくるのは焼き方に違いがあるからです。

山型食パン

 山のような形に膨らみ目も大きくてサクッと軽やかな食感。
 型に入れてから蓋をせずに焼き上げるので水分もすくなく、生地も自由にひろがることができるためサクッとした食感となります。

そもそもなんで食パンっていうの??

 食パンは日本人に最もなじみのあるパンだと思います。朝食で朝は食パンを食べる人も多いのではないでしょうか。パン屋さんに行くと多くの種類のパンが並んでいますが、なぜ数あるパンの中で食パンが特別なのでしょう?


 食パンという名前の由来は主食用に食べるパンだからです。これはデッサンで使う「消しパン」と区別するためという説が一般的です。食パンの始まりは文明開化(文久2年)のころ。イギリス人が海軍の兵や居留置の外国人向けに作り出したのが最初でした。ですが、日本人にはパサパサとした触感が口に合いません。それはなぜでしょうか。日本人にはイギリス人のようコーヒーや紅茶を飲むといった文化がなく、コーヒーや紅茶と一緒に食パンを食べるといったことがなかったからです。日本人に食パンは売れず、商売にならなかったといわれています。
 その後、軍隊やミッションスクールなどから日本人の食事にパンが入り込み、出稼ぎ先の外国から学んだ人や戦争で日本にわたってきたロシア人、ドイツ人によってパン作りの技術は発達していったのでした。
 とはいえ、全国の食卓にのるのはまだまだ先のことです。食パンが全国に広まったのは戦後の学校給食に使われたことがきっかけでした。その理由は食パンの製法が大量生産に向いていたからです。
 学校給食を通して日本人の食卓に浸透していった食パン。今では日本の食に欠かすことのできなくなりました。

トーストやサンドイッチには何枚切りが良いの?

 「5枚切り」「6枚切り」などの表示は、一斤を何枚にカットしたかという意味です。厚さによっておいしさが変わるため、その違いを意識しながら食べるのも楽しいですよ。

トースト

  8枚切りにするとカリカリ食感が楽しめ、厚切りになるほどもっちりとした食感に。関東では6枚切りが主流ですが、関西では4~5枚切りといった厚めのものが好まるという地域差もあるようです。

サンドイッチ

 サンドイッチには、10枚切りか12枚切りが向いています。密度の濃いしっとりとしたパンなら薄切りを、気泡のあるふんわりとしたパンなら厚切りを選んで。

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